FXと確率論

FXにおいて相場の値動きを予想するのが苦手な人にお勧めなのが、テクニカル指標の一つであるポリジャーバンドです。ポリジャーバンドというのは、他のテクニカル指標とは少し違っていて、相場の値動きを統計的な確率から予測することができる大変便利で優れた指標です。初めてポリジャーバンドのチャートを見ると、複雑に入り組んだラインがいくつもあってとっつきにくく感じるかもしれませんが、そのラインの意味がわかってくると、見た目ほどの複雑さはなく、実にとても使いやすい指標であると感じることでしょう。相場を統計的な確率から判断することができるポリジャーバンドですが、たとえば、上昇する確率は90%ですと言われたらどうでしょう。上昇することを想定して売買するでしょうか、それとも10%のわずかな可能性にかけて、反対の売買をするでしょうか。おそらく多くの方は、90%の上昇の確率のほうを信じることでしょう。ポリジャーバンドはそのような感じで、統計的にどのくらいの確率で相場がどのあたりを動くかを表したチャートなのです。具体的には±1σ、±2σ、±3σであらわされた3種類のバンドがあり、±1σの範囲に相場が収まる確率は68.3%になり、-2σ~+2σの間に相場が収まる確率は95.5%、さらに-3σ~+3σの間に相場が収まる確率になると99.7%もの高い数字になります。統計的に言えば、95.5%の確率の±2σの範囲の中に、ほとんどの相場が収まって推移していくと考えて間違いないでしょう。トレンドにうまく乗っているときは、バンドウォークと呼ばれるように、見事にバンドの中を相場は進んでいきます。上昇相場であれば+2σの間を、下降相場であれば-2σの間を歩くように進んでいきます。このバンドウォークを的確につかめば、利益を伸ばすことができます。

しかし、問題は相場が急激に動いたときです。相場が急激に動くと、このバンドを飛び出してしまうことがしばしば出てきます。ポリジャーバンドをブレイクアウトするわけです。

しかし確率的にはすぐに元に戻ってくるだろうと予想することができますので、慌てないことが大切です。相場が転換する可能性もあります。ポリジャーバンドだけで相場を判断するのが難しい場合は、他のテクニカル指標も合わせてみることが大切です。ポリジャーバンドと相性が良いのはMACDです。もしMACD内でゴルーデンクロスやデッドクロスが出現すれば、相場転換の確認となります。

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